痔ナビ

痔とは

痔は一見すると命に関係のない病気ですが、直腸がんや大腸がんになる罹病率の増加にともなって、痔だと思ったら直腸がんや大腸がんだったというケースが増えているようです。

日本人の成人の3人に1人は痔の病気があると思っており、検診を行えば約7割の人に痔が見つかります。そして痔は生活習慣病というのが世界の常識であり、世界の痔の治療の主流は生活指導と保存療法で、手術はほとんど行われていません。

痔瘻は治療せずにそのままにしておくと、肛門がんに進むことがあります。肛門にできるがんには、直腸がんのように直腸の粘膜から発生するがんと、肛門の外側から発生する肛門管がんの2つがあります。そして痔瘻を長い間放置してできるがんは、肛門管がんです。肛門管がんは、肛門の周囲が硬くなり、痛みや分泌物が出てくることが主な症状です。そのため肛門の長い痛みが長く続いたり、分泌物が出るようになったと思ったら、まず専門医に診察してもらい、また直腸がんや大腸がんの検査も受けましょう。異常がない場合でも、40歳を過ぎたら直腸がんの検査を2年に1回は定期的に受けることをお勧めします。